のんびり日記

回想?美羽が生まれてきた時の事?

            スクロール(天使)

久しぶりに「天使のこと」のカテゴリーにしてみました。辛い夏の日から、気がつけばもう4年以上の月日が流れました。あの頃は生きている意味さえよくわからず、今まで生きてきた人生の中で初めて「死んでもいいかな・・・」と一番死を近くに感じていたのを思い出します。

時間が経って、娘の事をあまり四六時中想っていることが少なくなりましたが、それはきっと「時間薬」の効能なのでしょう。このお薬はゆっくり、ゆっくりしか効果をあらわしません、劇的に症状が改善される事もありません。もし、薬の箱があったら、そんな注意書きが書かれていることでしょう。

                       薬1

喪失体験からの回復の過程を当時、ある本で読みましたが、段階があるんですよね。精神的な麻痺状態からはじまり、否認、パニック、不当感、敵意・恨み、罪責感、幻想、孤独、鬱、無関心、これらを経てやっと諦めや受容できていくそうです。人によって、その過程には同じところでずっといてしまったり、元にもどったり、ぐるぐると行ったり来たりを繰り返し、「受容」できるのだと。
自分の感情は間違っていない、今、私はこの段階なんだ、と死産直後ではありましたが、この回復までのプロセスを読みつつ、ホッとしたのを思い出しています。
なにより、周りの理解が必要ですが、私の場合ゆっくりとその段階に付き合ってくれた旦那さんや親に感謝しないといけませんね。
死産後、ボーっと過ごし、気がつけば1日が終わっていたなんて事、何日も続きましたが、旦那さんはすぐに会社勤めに戻り、現実とのギャップの中で、私のために同じ思いをしているサイトを探して教えてくれました。赤ちゃんを失った人の為の絵本で、葉 祥明先生の「もういちどあえる」「うんでくれて、ありがとう」をこっそりと買って何気に目に付く所においておいてくれた事もありました。あるいは、旦那さん自体も癒しの言葉を捜していたのかもしれません。決して私には泣き言も言える様な状態ではなかったでしょうし。。。

周りから見れば、ああ、美羽ママは立ち直った、元気になったね、と思うかもしれません。今では、まぁ、そう思ってくれてかまわないし、「うん、元気だよ^^」なんて会話をあわせる事も平気になりました。辛くもありません。

でも、4年経って思う事は、今の自分は決して妊娠していた頃や、それ以前の私ではないし、元に戻ったわけでもない、娘を忘れているわけでもなく、4年という月日で、新しい自分を作ってきたように思います。見た目は変わってない、むしろ年とともにオバサンになったかもしれませんが。。。^^;

      天使(ライン)2

今日はふと何を思ったかそんなことを考えておりました。きっかけは、母方のいとこのことをふと思い出したから、なのです。
彼女は私よりも年下ですが、男の子が一人いて、私の死産した頃は第2子を妊娠していました。里帰り出産だったので、近くにいる彼女は、訃報を聞いて、いてもたってもいられなかったのでしょう、妊娠6ヶ月のお腹で病院にかけつけてくれました。彼女のお母さん(私の母の妹)は昔お掃除のお仕事をしていた頃、運悪く仕事先のデパートのトイレを掃除中に捨てられた赤ちゃんを見つけてしまい(亡くなっていました)、それ以来トラウマとなってしまったのか、亡くなった赤ちゃんを見るのが出来なくなったといういきさつもあり、お見舞いに来てくれたのは、娘を荼毘にふしてからでした。
でも、いとこの子はまだ娘がいた頃、出産後割とすぐに来てくれました。手術後、私がやっとベットから起き上がり、娘を抱っこしている時でした。病室に入ってきて私と娘の姿を見るなり、「うわーん」と大きな声で泣き出したのです。一言も言葉を話さず、ただ、泣いてくれました。娘の顔も見てくれ、決して生きている赤ちゃんのような血の通った顔ではなかったけれど、「○○姉ちゃん(私の事)に似ているね」と初めて少しだけ笑顔になりました。
彼女はとっても気を使う子で、上の子は預けてきたそうですが、自分も妊娠している中、不安を与えたかもしれません。私への気遣いも重々考えていたに違いありません。でも百や千の慰めや励ましの言葉よりも、大声で泣いてくれたこと、娘を可愛いと、たくさん頭をなぜてくれた事、そんな事が今の私を支えてくれています。

彼女はその後無事に第2子の女の子を出産しました。よかった。心からそう思えました。

と。。。つぶやいてみたくなった今日でした。周りにも私にも見えないけれど、娘は私の心の中でキラキラと輝く宝石です(*^ー^*)生まれてきてくれてありがとう。

めんこい(北海道弁で、可愛いという意味)美羽ちゃんに、今日はママがケーキを焼きましたよ。北海道のおばあちゃんが送ってくれたかぼちゃもこれが最後となりました。かぼちゃのクリームチーズケーキです。

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コメントコメント


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美羽ママさんこんばんは。お久しぶりです。

某サイトにも最近はお邪魔することがあまり多くなくなったせいもあってか、思わず出てきてしまいました^^;

美羽ママさんのいとこさん、とっても心の優しい方ですね。
変に言葉で慰められるよりも、態度や行動で癒されるってこと、私もありました。

学生時代の友人なんですが、私が流産手術した病院に勤めている関係もあって、手術後の診察に行った際、その友人にばったり会ったんです。
その子、私の話をただ黙って聞いてくれていました。
張り詰めていた私の中の気持ちがゆっくりと解かれていくような感じで、とても嬉しかったのを覚えています。

最近は忙しさにかまけて、お菓子作りもサボっていましたが、私も久しぶりに「めんこい」天使ちゃんを思って何か作ってみたくなりました。

ちなみに、我が青森では「めごい」と言ったりもします^^

Miffy | URL | 2010年11月19日(Fri)22:37 [EDIT]


美羽ママさん、こんばんはv-238

時間の薬というのは即効性がないのですが、ゆっくりゆっくりと時間をかけて効いてくるんですよね。私も息子を亡くした当初は周りから「時間をかければ気持ちが休まってくる。。。」と言われましたが「こんな辛い思い、どれだけ時間がかかっても立ち直るなんて無理!!」と思ってました。そんな私でも今は元気?と聞かれたら元気だよ。って答えてる自分がいます。決して息子の事、あんな辛い経験を忘れた訳じゃありません。私、息子を亡くして今だに辛くて見れないのが検診時のエコービデオです。元気に動いてる息子。しかしそのビデオ撮影から次の検診の時には悲しい知らせを聞いたので、おそらく撮影直後数日後には亡くなったのでは?という事でした。

美羽ママさんのいとこさん、とてもお優しい方なんですね。どれだけの見舞いの言葉より自分のように悲しんでくれる、とても素晴らしい方ですね。私は親戚の方ではないのですが福井では数少ない友人の1人が私の病室に駆けつけてくれました。飲み物一つ買うにしても「えっこちゃんは今、廊下出ちゃダメ!!妊婦さんや赤ちゃんがいるんだから今のえっこちゃんには辛すぎるから私が買って来てあげる」と旦那が仕事から病室に来るまで一緒にいてくれました。

我が子って目に見えない子になっても親だったら誰でも「めんこい」我が子ですよねv-290

えっこ | URL | 2010年11月20日(Sat)02:31 [EDIT]


Miffyさん、こんにちは(゜▽゜)/
お久しぶりです。そうですね…私も時々のぞきに行きますが、書く気持ちになれずf^_^;です。
Miffyさんはその後変わりないですか(^-^)?お元気ならばなによりです。
人間、苦しい時は誰かにわかってほしいと思ってしまいますが、なかなか同じ場所で理解することは難しく…Miffyさんのお友達のようにただ黙って話を聞いてくれるのってありがたいですよね(^-^)
そうか、青森では『めごい』というのですね。私も久しぶりにケーキを作りました。めごい天使ちゃんのためにまた何か作りたくなりますね(^-^)
青森はもう雪とか降ってますか?風邪をひかないようにお互い気をつけたいですね(^_-)

美羽ママ | URL | 2010年11月20日(Sat)12:08 [EDIT]


えっこさん、こんにちは(*゜ー゜)v
私もあのどん底から二度とはい上がれない気がしていましたが、時間の効力はすごいですよね。言葉は悪いけど、きっと慣れていくのかな、と思います。
時間が経ってみれば、あの頃気づけなかった事も初めて気づけたり、すべて自分の血と肉になってますよね(^-^)旦那さんがそばにいないときにいてくれたお友達、優しい方なのでしょうね。大切にしたいですよね。永遠くんも来年は4歳、元気いっぱい走り回っている頃ですね(^-^)

美羽ママ | URL | 2010年11月20日(Sat)12:21 [EDIT]


美羽ママさんへ
いつも読ませて頂いてますが、コメントを書くのは初めてです(^-^;

>周りから見れば、ああ、美羽ママは立ち直った、元気
>になったね、と思うかもしれません。今では、まぁ、
>そう思ってくれてかまわないし、「うん、元気だよ^^」
>なんて会話をあわせる事も平気になりました。

私も死産後1年位は友達に会えませんでした。
最近会って同じようなことを言われました。
「やっぱり時間が経つと忘れられるんだね」と言われました、「そうだね、亡くなった子供の為にも私は元気にならなきゃどうするの」と明るく振舞い、あえてなんの説明もしなかった。

本当は今でも毎日心が裂けるほど悲しんでいます。
でも今までと違うのは、この悲しみを心の中にしまい込んでいます。

幸せは人と比べるものではなく、自分で感じるものです。
最近この言葉を思いながら少しずつ前向きに進んでいます。

りゅうくんママ | URL | 2010年11月21日(Sun)09:02 [EDIT]


りゅうくんママさん、こんにちは(^-^*)/
お越しくださってコメントいただきありがとうございます(^-^)
りゅうくんママさんのブログからも、コメントからも、前を向こう、という気持ちがすごく伝わってきます。私がりゅうくんママさんと同じくらいの時期を思い返してみると、不妊治療の帰り道赤ちゃん連れの親子を見つつ、泣きながら帰った事もありました。頑張ろうと自らを奮い立たせたり、でも後ろを向いたり…。人は人、りゅうくんママさんのおっしゃるように幸せは人と比べられるものではないですよね(^-^)あ、いま幸せかも。。。と思える瞬間が、きっとこれから増えて来ることを信じています(^-^)
今頑張っているりゅうくんママさんも、心が張り裂けそうなりゅうくんママさんもどちらも応援してますね(^-^)

美羽ママ | URL | 2010年11月21日(Sun)12:19 [EDIT]


こんにちは

美羽ママさん、こんにちは
美羽ママさんが書き込みをしている文に思わず自分の最近、同じ事を考え思っていたんです

ようちゃんが、亡くなってからずっとカウンセリングに通い話していくうちに自分を赦し受け止めていく自分に戸惑いながらも今があって
喪失体験段階、まさしく行ったり来たりして受け止めているんですよね
美羽ママさんが言っていた、あの頃と違う自分。新しい自分に向き合っている事にきっと戸惑っているんでしょうね
あの頃にない、強い自分がいて自分じゃないみたいに感じて
でも、そんな強い自分がいるんだよって言うのを引き出してくれたのは天使ちゃん達
悪い事ばかりじゃないですよね。他の人に経験できなかった事を経験した分、人に優しくなれるんですよね

ついこないだ、ようちゃんコーナーを模様替えしたときにお気に入りの絵本を飾って置きました。
それは、パパが、ようちゃんにあげた絵本です
どんなに きみが すきだか あててごらん
とても心温まる絵本です。知っているかな?
もしまだご覧になってないなら、機会があった時に手にとって見てください

たっきー | URL | 2010年11月22日(Mon)12:08 [EDIT]


たっきーさん、こんばんわ^^
「どんなに きみが すきだか あててごらん」先ほどアマゾンのページで見てきました^^ほっこりとする、温かい絵本ですね。やっぱり親子を連想してしまいますね。「好き」の言い合いっこってあたりがとても素敵です。この本を選んだようちゃんパパの愛情も感じられますね^^
ようちゃんへのお手紙にもありましたが、肩こりとかのほうはいかがですか?なんか、すごくわかる、わかると思いつつ読ませていただいていました(笑)私も慢性の凝りがひどくて、お友達に勧められた入浴剤で長時間の入浴をして癒しています^^;凝りもそうだけど、もう体全体がだるくてしんどい感じなんですよね。。。^^;たっきーさんは鍼灸院とかも以前通っていたので、針なんかも効くかも知れませんね^^少しでも楽になりますように^^

美羽ママ | URL | 2010年11月22日(Mon)23:14 [EDIT]


こんにちは
お久しぶりです・・・

いつも拝見して癒されています・・・
最近は娘つながりで見るのは、美羽ママさんののんびり日記だけと決めています。

喪失体験からの回復過程、私もいろんな所を行ったり来たり立ち止まったり・・・
進みたくても進めず苦しいときがいっぱいでした。

こうやって改めて読むと、うんうん・・・と頷いて読みました。
最近やっと受け入れられてきたのかな・・・と感じます。

私も主人に一番支えられました。
毎日、疲れて帰ってくる主人にしか本音がぶつけられずわんわん泣いて2時間以上自分の思いを話続けて聞いてもらっていました。

いとこの方の涙、うれしいですね。
私の心に残っているのは、産院で1人だけポロポロと泣いてくれた看護師さんがいました。
立っていることもできない私でしたが、娘の為に泣いてくれているのがとても嬉しくてじっと彼女を見ながら泣いていたのを覚えています。

めんこい美羽ちゃん、かぼちゃのクリームチーズケーキ美味しかったかな~
奏ママにもつまみ食いさせてね。

久しぶりに娘のことを心の外に出した気がします。
無意識に小さな箱に閉まって心の中に閉じ込めてしまっているのかな・・・
なんだか心がじわ~と暖かい気持ちになれました。

またお話させてくださいね。

奏ママ | URL | 2010年11月22日(Mon)23:15 [EDIT]


奏ママさん、こんばんわ^^お久しぶりですね^^
いつも見て下さってありがとうございます。今年に入ってから更新回数もタイトルどおりのんびりしすぎていますが^^;そう言っていただけるととても嬉しいです♪
決して忘れたわけではないのだけれど、時間が経つごとに心の小さな箱にそっとしまいこんで、表現しなくなりつつあるの、私も一緒かもしれません。ほんとは口に出さないだけでけっこう想っていたりするんですよね^^
行ったり来たりを繰り返し、どれだけ歩めたのかな。。。と私も時々思いますが、最近はこの歩いた道もまた幸せに感じたりしています^^
奏ママさんは、お体大丈夫ですか?寒くなってきたので、体調を崩さないよう気をつけてくださいね^^
時々でも、懐かしいお名前を見るたび、一緒に歩いてきた仲間を思い出し私も癒されています^^ありがとうございました。

美羽ママ | URL | 2010年11月22日(Mon)23:37 [EDIT]


こんばんは。おいしそうなケーキの写真が目に焼き付いてしまいましたv-274。いい焼き色ですね~。

本棚、拝見しています。「無知の涙」「泥流地帯」あたりは、国語のせんせい(汗)なんだから読んでいないといけないんですが、まだです。インドの本は、滞在経験のある美羽ママさんならではの楽しみ方で読んでおられるんだろうなと思います。

時間薬、とはよく言ったものですね。即効性はないし、売ってもいないけれど、生きている限り誰でも手に入れるチャンスが与えられた薬…私も何度助けられたことか。それに加えて、美羽ママさんのいとこさんが示されたような、心からの思いやり。素晴らしいお薬だと思います。このお話からは、いとこさんの素晴らしさもさることながら、美羽ママさんが築いてきた温かい人間関係が偲ばれました。

本といえば、私は絵本も好きでよく買います。最近自分を主人公に重ねつつ繰り返し読んでいるのは「きつねのでんわボックス」というお話です。私はこの話のきつねのお母さんのように、育てていた子をなくしたりはしていないけれど、私もこのお母さんのような道を辿れたら…と思いつつ読んでいます。すっかり元気になったと思っていた私も、まだまだ喪失体験からの回復の道を歩んでいる最中のようです。

美羽ママさんの本棚に並ぶ本、次は何かな~と楽しみにしていますv-87

みずたま | URL | 2010年11月27日(Sat)19:43 [EDIT]


みずたまさん、こんにちわ^^
何をもって「回復」というのか私もわかりませんが、周りから見て私も一応の「受容」をしたのかもしれません、でもどうなんだろう?と自分でも思います。今自分の歩いている道も回復の過程なのかもしれないなと思う事があります。辛く悲しい道は峠を越し、今では穏やかな、時に温かく、切なさも混じったゆったりとした道が開けたのかもしれませんね^^
きつねの電話ボックス、アマゾンで大まかな内容を見てきましたが、細かな描写まではわからず、とっても気になります(笑)男の子との会話、母キツネの気持ちや言葉。。。今度本屋さんで見つけたら、読んでこようと思います^^
先日、またアマゾンで本を注文しました^^気になった本だけはどうしても我慢する事ができずにいます(笑)
「無知の涙」や「木橋」は最近の裁判員制度に採用されている永山基準の事を知りたくて、まずこの本に出会いました。もう少し読みたいと思っていますので、別な本もまた本棚に並ぶかもしれません^^細かな部分までいつも見て下さっていてありがとうございます^^

美羽ママ | URL | 2010年11月28日(Sun)13:38 [EDIT]